シール・ラベル・ ステッカー
わたしたちはシール・ラベル・ステッカーを総じて
ラベルと呼んでいます。
わたしたちはラベルコンバーターとしてお客さまの
使用目的や環境に合わせたラベルのご提供やラベル
の内製化などラベルのトータルソリューションをご
提案いたします。

「シール」「ラベル」「ステッカー」は、どれも「裏に糊が付いていて貼り付けるもの」を指すことが多いので、
非常に似通った言葉です。私たちはまとめて「ラベル」と呼んでいますが、それぞれの言葉が持つニュアンスや
主な用途、そして受け取る印象には違いがあります。
シール (Seal)
最も広範に使われる言葉で、多岐にわたる用途をカバーします。
文房具やデコレーションなど、比較的小さくて気軽に使えるものによく使われます。
子ども向けのおまけや、商品パッケージの封緘(ふうかん)用など、実用性だけでなく、デザイン性やかわいらしさ、
収集の要素も含まれることがあります。
・用途:
封緘:封筒や商品の箱を閉じるためのもの。
デコレーション:手帳やカード、小物などを飾るためのもの。
ポイント/おまけ:販促キャンペーンや、購入特典として配られるもの。
名前/目印:持ち物に名前を書いたり、特定の場所に貼って目印にしたりするもの。
例:〇〇シール、キャラクターシール、ポイントシール、封緘シール。
ラベル (Label)
主に情報伝達を目的としたものに使われます。必ずしも粘着性があるものだけを指すわけではありませんが、一般的
には粘着性のあるものが多く流通しています。
商品の内容、成分、使用方法、製造元、宛先など、対象物に関する情報を明確に表示することが主な目的です。
実用的で、時には法的表示義務を伴うこともあります。
・用途:
商品表示:食品の原材料表示、衣料品の洗濯表示、製品の使用説明など。
識別/管理:書類やファイルの分類、資材の在庫管理など。
配送:荷物の送り先や差出人を明記するもの(配送ラベル)。
バーコード/QRコード:商品管理や情報提供のためのコードが印字されたもの。
例:商品ラベル、容器ラベル、宛名ラベル、管理ラベル、成分表示ラベル。
ステッカー (Sticker)
主に屋外での使用や、耐久性、自己表現といった要素が加わったものによく使われます。
車やバイク、スケートボード、スーツケースなど、比較的過酷な環境下で使用されることを想定し、耐久性や耐水性
に優れているものが多いです。また、デザイン性が高く、自己の好みや所属、メッセージなどを表現する手段として
使われることもあります。
・用途:
装飾/カスタマイズ:車、バイク、PC、スマートフォンなどを個性的に飾るため。
広告/宣伝:店舗やブランドのロゴを車両などに貼り付けて宣伝するため。
安全/注意喚起:危険表示や防犯など、屋外や特定環境下での注意を促すため。
コレクション:デザイン性の高いものを集める趣味の対象として。
例:カーステッカー、ブランドステッカー、警告ステッカー、防水ステッカー。
ラベルの基本構成
表面基材
粘着剤
剥離紙
ラベルは上図のように主に3つの層から構成されているのが基本です。
1.表面基材 (Face Material / Facestock)
・役割:実際に印刷や表示が行われ、ユーザーが目にする部分です。
・特徴:
素材:用途に応じて様々な素材が使用されますが、大きく分けると「紙ベース」と「フィルムベース」に分け
られます。
紙ベース:上質紙、アート紙、キャストコート紙、和紙、クラフト紙など。コストが比較的安く、印刷適性に
優れます。
フィルムベース:ユポ(合成紙)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、塩ビ(塩
化ビニル)など。耐久性、耐水性、耐油性、透明性などに優れ、屋外や特殊な環境での使用
に適しています。
表面加工:必要に応じて、光沢を出すグロス加工、つや消しのマット加工、保護のためのラミネート加工など
が施されます。
2.粘着剤 (Adhesive)
・役割:表面基材と貼付対象物(被着体)を接着させる「のり」の部分です。
・特徴:
粘着の種類:
・一般粘着 (強粘着):最も一般的で、しっかりと貼りつくタイプ。
・再剥離粘着 (弱粘着):比較的きれいに剥がせるタイプ。POPラベルや一時的な表示に適しています。
・再貼付粘着:一度剥がしても、何度か貼り直しができるタイプ(付箋など)。
・特殊粘着:冷蔵・冷凍環境用、粗面(コンクリートなど)用、耐熱性など、特定の用途に特化した粘着剤も
あります。
主成分:アクリル系、ゴム系などがあり、それぞれの特性によって使い分けられます。
3.剥離紙 (Release Liner / Backing Paper)
・役割:粘着剤を保護し、ラベルが使用されるまで粘着力を保つための台紙です。使用時に剥がして捨てられます。
・特徴:
素材:主に紙(グラシン紙、クラフト紙など)やフィルム素材が使われます。
剥離処理:粘着剤が剥離紙に貼りつかないように、シリコーンなどの剥離剤が塗布されています。この剥離剤の
塗工量や方法によって、ラベルの剥がしやすさが変わります。
種類:薄手のグラシンセパレーターや、厚手のクラフトセパレーターなどがあり、自動貼り付け機との相性やコ
ストによって選択されます。
表面基材の各素材の特長
数ある表面基材 のうち、よく使われている6種類の素材についての特長をご説明させていただきます。
紙ベース
・上質紙 ・・・ 私たちが普段目にする様々な印刷物に使われている、
非常にポピュラーな紙の一つです。
表面にコーティングがないため、インクの吸収が良く
ペンや鉛筆での書き込みに適しています。
・アート紙 ・・・ 写真やイラストを鮮やかに印刷するために開発された、
高級な塗工紙の一種です。その名の通り、アート作品
や美術書など、視覚的な美しさが重視される印刷物に
よく使われます。
・キャストコート紙 ・・・ まさに「鏡のような」強い光沢が特徴の高級な塗工紙
です。その名の由来は、製造過程で使われる「キャス
トドラム」にあります。
メーカーによっては「ミラーコート紙」、「グロス紙」
と呼ばれています。
フィルムベース
・PP ・・・ ポリプロピレン (Polypropylene) の略称で、非常に一般的なプラス
チック(熱可塑性樹脂)の一種です。私たちの身の回りのさまざま
な製品に使われており、その優れた特性から幅広い分野で活用され
ています。
「ユポ」は、株式会社ユポ・コーポレーションが製造・販売してい
るPPを主原料とした合成紙のブランド名です。
・PET ・・・ ポリエチレンテレフタレート (Polyethylene Terephthalate) の略称
で、非常に身近な高性能プラスチックの一種です。特に「ペットボ
トル」という呼び名で広く知られていますが、これはこの素材名に
由来しています。
「銀(金)ネーマー」とは、主にPET(ポリエチレンテレフタレート)
フィルムの表面に銀(金)色のアルミ蒸着を施した素材を指します。
シールやラベルの素材として非常にポピュラーで、その独特の見た
目と高い耐久性から幅広い用途で利用されています。
・塩ビ ・・・ ポリ塩化ビニル (Polyvinyl Chloride) の略称で、「PVC」とも表記
されます。ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などと並
ぶ、五大汎用樹脂の一つで、私たちの身の回りの非常に多くの製品
に使われているプラスチック素材です。
塩ビは、可塑剤(プラスチックに柔軟性を与える添加剤)の配合量
によって、硬質塩ビと軟質塩ビに大きく分けられ、それぞれ異なる
特性と用途を持ちますが、ラベル素材で使われるのは軟質塩ビです。
粘着剤(糊)の種類
ラベルを選ぶ際、粘着剤(糊)の種類は非常に重要な要素です。
どのようなものに、どのくらいの期間、どのような環境で貼るのかによって、最適な粘着剤は異なります。
粘着剤の主要なタイプ
ラベルの粘着剤は、大きく以下の3つのタイプに分けられます。
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永久接着タイプ: 一度貼ったら基本的に剥がさないことを目的とした粘着剤です。
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特徴: 強い粘着力で、長期間にわたってしっかり貼り付きます。
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主な用途: 商品表示ラベル、備品管理ラベル、ステッカー、配送ラベルなど。
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種類:
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一般粘着: 最も汎用的なタイプ。
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強粘着: 段ボールや粗面、凹凸のある面など、しっかり貼りたい場合に。
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冷凍用・冷蔵用: 冷蔵庫や冷凍庫内での使用に特化しており、低温環境や結露面でも粘着力を維持します。
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訂正用: 下地の文字が透けないように隠蔽性の高い灰色などの粘着剤が使われます。
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耐熱用: 家電製品やOA機器など、高温になる場所での使用に。
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粗面用: 表面がザラザラした素材(木材、コンクリートなど)にしっかり貼り付くよう、粘着剤が柔らかく設計されています。
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再剥離タイプ: 一定期間貼った後、きれいに剥がすことを目的とした粘着剤です。
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特徴: 剥がす際に被着体を傷つけにくく、糊残りが少ないのが特徴です。
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主な用途: キャンペーンラベル、POPラベル、一時的な表示ラベル、目隠しシール、物流・工程管理ラベルなど。
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種類:
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強粘再剥離: ある程度の粘着力を持ちながらも、剥がすことができるタイプ。
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弱粘再剥離: 比較的簡単に剥がせるタイプ。
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再貼付タイプ: 貼ったり剥がしたりを繰り返すことを目的とした粘着剤です。
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特徴: 粘着力が弱めで、付箋のように何度も貼ったり剥がしたりできます。
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主な用途: 付箋、ファンシーシール、ノベルティシールなど。
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粘着剤の主成分
粘着剤の主成分としては、主に以下の種類があります。
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アクリル系粘着剤: 弱粘着から強粘着まで幅広い設計が可能で、透明性、耐候性、耐熱性に優れています。ガラスやプラスチックなどとの相性が良いです。
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ゴム系粘着剤: 初期接着性に優れ、段ボールなどの粗面にも貼り付きやすい特徴があります。
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シリコーン系粘着剤: シリコーンゴムやフッ素樹脂など、他の粘着剤ではつきにくい素材にも粘着します。耐熱性、耐寒性、耐薬品性に優れており、気泡が入りにくい特性もあります。
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ウレタン系粘着剤: シリコーン系よりコストメリットがあり、低臭気で皮膚刺激性も低い特徴があります。
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ホットメルト系粘着剤: 熱で溶かして塗布し、冷却で固化するタイプ。有機溶剤を含まず環境負荷が少ないとされています。低温での貼り付きが良く、耐水性や耐熱性にも優れます。
ラベルの粘着剤を選ぶ際のポイント
適切な粘着剤を選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。
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貼るものの材質(被着体): 紙、プラスチック、ガラス、金属、凹凸のある面など、何に貼るかで適した粘着剤が異なります。
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使用環境: 屋内か屋外か、高温になる場所か低温になる場所か、水に濡れる可能性があるか、直射日光が当たるかなど。
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貼る期間: 短期間で剥がすのか、長期間貼り付けたままにするのか。
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剥がす必要性の有無: 剥がす必要がある場合、きれいに剥がしたいのか、糊残りしても問題ないのか。
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その他の要件: 耐水性、耐油性、耐薬品性、改ざん防止機能、リサイクル性など。
これらの情報を明確にすることで、用途に最適なラベルの粘着剤を選ぶことができます。もし具体的な用途があれば、ぜひ教えてください。最適なラベルを見つけるお手伝いができます。
商品ラベル
その名の通り、商品に貼付され、その商品に関する様々な情報を提供するラベルです。
単なる識別だけでなく、消費者への情報提供、ブランドイメージの向上、法規制への対応など、多岐にわたる重要な
役割を担っています。
容器ラベル
製品を収める容器に直接貼付されるラベルで、その製品に関するあらゆる情報を消費者に伝える重要な役割を担って
います。スーパーマーケットで手にする食品のパッケージから、シャンプーボトル、洗剤のボトル、医薬品の瓶まで、
私たちの身の回りにあるほとんどの容器にはラベルが貼られています。
フォームラベル
ラベルプリンタ用のブランクまたはプレ印刷ラベル。
熱転写、インクジェット、レーザーなど様々なプリンタの用紙を取り揃えています。
特に以下の3製品は当社オリジナルで他社では販売しておりません。
導入いただいている各企業様からはご好評いただいております。
オンデマンドラベル
一般的にラベル印刷というと1,000枚未満の少ないロットだと高くついてしまうのが通常です。 当社では印刷をラベルプリンタ、型抜きにカッティングプロッタなどを使うことで少ないロットでも比較的安価に短納期でラベルをご提供できます。
わたしたちは
お客さまのニーズに最適な
ラベルをご提供いたします。
容器ラベルは貼れば終わりいうわけではなく、容器の素材・形状や保管・輸送状況に合わせてラベル素材(基材/粘着剤/剥離紙)
を合わせる必要があります。
例えば貼り付け後に屋外での保管や輸送が想定される場合、基材には雨水に強く破れにくい、例えばポリプロピレンなどの合成紙
をお選びいただくのが一般的です。
粘着剤は表面の状態(つるつる・ザラザラ)・貼り付け後に剥がすこと(頻度)があるかどうか、などお選びいただくための条件
がいくつもあることが珍しくありません。
わたしたちは長年培ったノウハウと独自開発したラベルを含め国内・海外の多様なラベル原紙の取引ルートを持っており、お客さまのニーズに最適なラベルをご提供できます。