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NAPPASSとは
当社が加工・製造したラベルやサプライ品、および当社が独占販売を行っているプリンタの登録商標。
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「NAPPASS」とした。語源は本社のある東北地方の方言「ねっぱす」(貼り付けるという意味)から。
GHSとは
化学品の分類および表示に関する世界調和システム。
(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)
国連が制定する、化学品(物質および混合物)の危険有害性(hazard)の分類基準と表示方法(ラベルとSDS)を定めた制度。
日本では国連GHS文書に基づいてJIS(日本産業規格)が定められています。
また、化管法・安衛法・毒薬法ではJISに準拠したラベル表示を求められています。
基となる「国連GHS文書」は2年に1度改訂され、現在は改訂6版になります。
それに基づき定められたJISは「JIS Z 7253:2019」になります。
「JIS Z 7253 : 2019」では絵表示の赤枠のみの表示が禁じられています。
現在は猶予期間中なのでまだ大丈夫ですが、その猶予期間も2022年5月24日までと
差し迫ってきています。
BS5609とは
近年、国際水域で環境負荷・危険物質等を輸送する製造業者に対し、その対象物には国際世界調和システム( G H S ) と国際海上危険物規(IMDG) に準じた表示ラベルの貼付が義務づけられています。
貼付ラベルには輸送中に剥がれたり表示が欠けたりしないような高い耐久性を求められますが、その耐久性が高いことを示す1つの指標として英国規格であるBS5609があります。
BS5609の認証基準は海洋での使用を目的とした感圧式、又は粘着式の印刷ラベルの耐久性を表すのに適していてその認証試験では、通常の剥がれ・擦過性・退色への耐久性のほか、3か月間の海水浸漬についても行われます。そのような厳しい試験に合格したBS5609 認証ラベルは、海洋での過酷な環境での使用に適したラベルであるといえます。
また、BS5609 の認証基準は2 つ(セクション2・3)があり、セクション2は評価対象が基材と粘着剤だけなのに対し、セクション3では印刷に使用したインクも含まれます。
セクション2
〈評価対象〉
印刷または無地ラベルの ・基材 ・粘着剤
【評価内容】
永続性と耐候・耐久性(基材/粘着剤)
【試験条件】
海洋暴露、温度変化、風化および海水噴霧と日光暴露。
セクション3
〈評価対象〉
印刷ラベルの ・基材 ・粘着剤
【評価内容】
永続性と耐候・耐久性(基材/粘着剤)
【試験条件】
海洋暴露、温度変化、風化および海水噴霧と日光暴露。
【評価内容】
耐擦過性と耐候性(インク)
【試験条件】
印刷・印字面に対し、人工風化(海水噴霧と日光)、テープ剥離試験、摩耗試験(容器に貼られたラベル表面を人工海水と砂の混合物で転がす)を行います。